2007年02月25日

三月の香り(Perfume de Março)

Perfume.jpgAguaDeMarco.jpg 

 
Paris Angels "Perfume (All on You) "
エリス・へジーナとアントニオ・カルロス・ジョビン 三月の水 (Águas de Março)
 
Paris Angels:
 C級マンチェスターバンド。Bez似の虚ろな目をしたフロントマンの歌の下手さもさることながら、シーケンサーを用いていながら一曲演奏する間になぜかBPMが乱高下するという天然アシッド・ハウスな破壊的演奏は、他に例を見なかった。単にヘタクソなのか、それともメンバー全員バキバキにキメながらの録音だったのか。
 マッドチェスターど真ん中の最低で最高な享楽ダンスナンバー二曲をリリース後、演奏技術の拙さをごまかすためにか、繊細なノイズを掻き鳴らすシューゲイザーに転向。はっきり言ってどーしようもないシロモノだったが、なんとか1stアルバムをリリースするところまでは生き延びた。後は知らん。


「三月の水」:
 ジョアン・ジウベルト、スタン・ゲッツ、ミルトン・バナナら多くのミュージシャンの録音があるボサノバ古典。意外なところでは、元S&Gのアート・ガーファンクルがカバーしている。メロトロンをフィーチャーしたまったりとしたバックにけだるいアートのボーカルが乗るなかなかの好演。
posted by 山本ニュー at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | マンチェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

Move Any Damaged Goods

MoveAnyMountain.jpgDamagedGoods.jpg

 
The Shamen "Move Any Mountain (Pro-Gen) "
Gang of Four "Damaged Goods"

 
The Shamen "Move Any Mountain (Pro-Gen) ":
 ぱっとしない二人組エレボディ・ユニット、シェイメンが発表した"Pro-Gen"はこれまたぱっとしない曲だったが、折りしも時代はレイヴ/マンチェスターブーム。それっぽく派手にリミックスし、タイトルを変えてリリースしたところ大ヒット。一躍時代の寵児に踊り出た。その後も同系統のアッパーチューンを連発したが、バカンス先での遊泳中に片割れが溺死。なんやかんやでシーンから姿を消していった。

Gang of Four:
 中国文化大革命の「四人組」をグループ名に冠していることからも分かるように、政治的メッセージの強いパンク/ニューウェーブ・グループ。刻みまくるカッティング・ギターを看板に、70年代末のパンクシーンで熱狂的な支持を得た。パンクが衰退していくと、女性コーラスやホーンを取り入れファンク色を強めていった。
 先日初めて彼らの70年代のライブ(曲は「Damaged Goods」)を観たのだが、お揃いのカラーシャツに細身のパンツ、行儀の良い短髪で痙攣したように演奏する様は、日本のGSを思わせる部分もあり、妙に感動してしまった。
posted by 山本ニュー at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マンチェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

Close to Lovely Day

CloseToMe.jpgLovelyDay.jpg
 

The Cure "Close to Me (Paul Oakenfield Mix)"
Bill Withers "Lovely Day"

"Close to Me (Paul Oakenfield Mix)":
 正式には"Closer Mix"。当時流行のグラウンド・ビート的質感を持ち、Cureのリミックス・アルバム『Mixed Up』の中でも一番人気だった。リミックスを手がけたポール・オークンフィールドは、レイヴ/セカンド・サマー・オブ・ラヴが生んだDJのなかでも出世頭。トランス・シーンで名をはせたり、映画『マトリックス』で音楽を担当したりと忙しい。

"Lovely Day":
 フリーソウル・ブームで再評価されるまでもなく名曲。そしてビルの驚異的なブレスの長さ。個人的な話で恐縮だが、結婚式の披露宴でBGMに使用させてもらったぜ。
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2007年02月15日

マンチェ蛹化の女(パッヘルベルのAll Together Now)

MushiNoOnna.jpgAllTogetherNow.jpg


戸川純 「蛹化の女
The Farm "All Together Now"

どちらもパッヘルベルの「カノン」をベースにした曲。
なので、ハマるのは当然と言えば当然。
ならば、山下達郎「クリスマス・イブ」でもいいわけだな。

posted by 山本ニュー at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マンチェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

Manchester,Drill On !

Manchester.jpgReedham.jpg

 
The Times "Manchester"
Squarepusher "A Journey to Reedham (7 A.M. Mix)"
 

"Manchester":
「80年代のヴェルヴェット・アンダーグラウンド」と呼ばれたネオサイケバンド、Television PersonalitiesのメンバーであったEd Ballが結成したのが、The Timesだった。派手ではないながらも、美しく知的なギターサウンドを紡ぎだす良質バンド、という評価を得てきたThe Timesだったが、「ハシエンダ最高!808万歳!ハピマン上等!」と手放しでマッドチェスターを讃えるこの曲で、その評価はもろくも崩れ去った。Eで踊り狂う友人達の姿にあてられたのか、はたまたクリエーションレーベル副社長という肩書きが「このブームに乗り遅れちゃいかん」と思わせたのか。
 マンチェが産み出した数ある駄局の中でも飛びぬけて最低なこの「マンチェスター」だが、私は大好きだ。


"A Jouney to...":

12インチ"Big Loada"に収録。「ドリルンベース」と称される滅茶苦茶なブレイクビーツをいかんなく発揮しつつも、電子音でしかなしえない「泣き」を体現した名曲だが、同録の「カモン・マイ・セレクター」がヒットしたため、いまいち評価は地味なのだった。
posted by 山本ニュー at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | マンチェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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